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プレイワーク 子ども

創造の造形活動

(パフレットり 2006)

© 2006 Isamu Nemoto

エネルゲイアキネーシス

古代ギリシャの哲学者アリストテレスが唱えた概念から転じ、「プレイワーク子どもの創造アトリエ」における造形活動の価値を表す新しい概念として用います。

エネルゲイ(Energeia エネルギーの語源)

行為そのものが目的の行為。粘土をこねて形の変化や手の感触を楽しんだり、絵の具を混ぜて色の変化を体験したり、ただ紙を切ることを楽しむような造形あそびと、その価値を表現する概念です。作品の完成度より制作課程を重視するので、作品の質や制作技術の高さを要求されるプレッシャーから解放されます。触覚・視覚,・聴覚など五感で楽しむ行為は、癒しの効果も期待できるかもしれません。プレイワークのアトリエでは、子どもたちが楽しんで制作した結果、自然に美しい作品が生まれるよう画材・素材を選んでいます。

キネーシ(kinesis  キネマ=映画の語源)

目的を達成するための手段としての行為。創造的思考力と技能を駆使した、完成度の高い作品は、達成感をもたらします。

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